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合議のルールとは

合議のルールは、合議成立の判断を下す「合議ユニット」と、承認者からの承認/否認判断を管理する「合議条件」で表現します。

 

① 合議ユニット

合議の「成立」、「不成立」を判断する単位で、初期状態は「未判定」です。0個以上の合議条件を持ちます。
設定する「成立条件(数)」と、保有する「承認」又は「否認」状態の合議条件の数を使って
   成立: 「承認」合議条件の数 ≧ 「成立条件(数)」
   不成立: (保有する合議条件の総数 - 「否認」合議条件の数) < 「成立条件(数)」
いずれかの条件が満たされた時に、合議ユニットは初期状態の「未判定」から「成立」又は「不成立」に状態が変化します。
「成立条件(数)」は0以上、保有する合議条件の総数以下の整数で設定できます。
判定期限を設定でき、指定した時間が経過したにもかかわらず合議ユニットの状態が「未判定」の場合に、強制的に「成立」又は「不成立」に状態を変化させることができます。

合議ユニットの状態が変化するのは、保有する合議条件の状態が変化した時と、設定した判定期限が到来した時だけです。但し、トップ合議ユニットが「未判定」の状態でない場合は変化しません。
一旦「成立」又は「不成立」に変化した合議ユニットの状態は変更できません。
 

② 合議条件

初期状態は「未判定」であって、「承認」又は「否認」状態へ一度だけ変化する要素です。
「承認」又は「否認」の判断を与える契機は、以下の通りです。
  • 承認担当者からの「承認」又は「否認」の通知 
  • 承認相手として指定した別の合議ユニットからの「成立」(「承認」扱い)又は「不成立」(「否認」扱い)の通知
自身の属する合議ユニットの状態が「未判定」の場合のみ、「承認」又は「否認」へ状態が変化します。但し、トップ合議ユニットが「未判定」の状態でない場合は変化しません。
一旦「承認」又は「否認」に変化した合議条件の状態は変更できません。
 

③ 合議の階層構造と合議の中止

合議ユニットと合議条件の組み合わせは、何層にも上下関係をもって定義できます。
但し、同じ合議ユニットを合議の階層の中で複数回利用することはできません。

合議の階層の最上位の合議ユニット(トップ合議ユニット)のみ合議の中止を受け入れることができます。但し、合議を中止できるのはトップ合議ユニットが「未判定」の状態の時だけです。
中止を受け付けた最上位の合議ユニットは「中止」状態となり、以後、下位の全ての合議ユニット及び合議条件の状態は変化しません。
 
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