SafetyAnswerのメールアドレス匿名化は、メールの受信者が送信者のアドレスを収集しないことで情報漏えいのリスクを低減することを目的としています。
既存のメールアドレス匿名化ツールの多くが、メールの送信者自身のメールアドレスを詐称することを目的に利用されることとは全く異なる、産業的価値の高い効果を発揮します。
「公開アドレス」一つをはさむことで、メールの送受信双方が自身のアドレスを秘匿してメールをやり取りできるという事実の発見は大きく、SafetyAnswerが提供するメールアドレスを置き換えてメールを転送して行くという手法は、既存の概念には存在しません。
これまでに考案した使用方法などの事例に限らず、様々な応用分野での活用が望まれます。
また、SafetyAnswerのメール転送と戻りは、メールアドレスのルーティングに似た動作をします。
現在の電子メールの仕組みでは、メール転送を繰り返してメールを送っても、決して転送したルートを逆に辿ってメールを送り返すことはできません。
【既存のメール転送を利用した場合】
しかし、SafetyAnswerは何段にも連ねてメールを転送したとしても、最後の受信者からメールを返信した場合、転送で辿ってきたルートを正確に遡ってメールが送り返されます。
【SafetyAnswerによる転送を利用した場合】
【SafetyAnswerによる匿名転送を利用した場合】
SafetyAnswerを使ったメール転送では、必ず通過してきた転送ポイントを経由してメールが返信されます。その為、転送先からの返信メールの内容を転送ポイントで受信共有して確認することも可能となります。
この様な仕様でメールが流通できることは、今までの電子メールの仕組みには無い新しい性質であり、今後活用できる分野も見出し利用されるものと期待をしています。