① 予め定義する登録内容
前述の「1.匿名化なしで受信・返信の動作」と同様に転送情報を登録しますが、「送信元を秘密にする」設定を有効にします。
② メール送信者のアドレスを匿名化してメールを受信する
メールの受信者「C」は、自身のアドレスの代わりに、公開アドレス「B」を送信者へ伝え、公開アドレス「B」を経由してメールを受け取ります。
転送されるメールは、SafetyAnswerによって送信元アドレス「A」に対応する匿名化された一意のアドレス「X」が生成され、転送するメールの送信元アドレス「A」を「X」へ書き換えて「C」へメールが転送されます。
この匿名化されたアドレス「X」は、「A」とは全く違う一意のアドレスが生成されます。
③ 匿名アドレスへ秘匿したメールアドレスからメールを返信(または送信)する
メールの受信者「C」は匿名アドレス「X」宛にメールを発信します。
SafetyAnswerの返信処理部が匿名アドレス「X」宛の返信メールを受信します。
返信メールを受信したSafetyAnswerは、受信したメールの送信者が「C」で、宛先が匿名アドレス「X」であることから、最終的な返信メールの送信先が「A」で送信元が「B」となることを判断し、公開アドレス「B」から正しい手順でメールを発信します。
④ 公開アドレスからメールを受信する
メールの送信者「A」は、メールの返信者「C」が発信したメールを、メールの発信元が公開アドレス「B」となったメールで受信することになります。
「A」は「B」へメールを送り、「B」からメールの返信を受けることになり、「C」の存在は秘匿されます。
また、「A」は「C」へ知られることが無いため、送信者「A」と受信者「C」が公開アドレス「B」を仲介してメールを送受信することで、お互いのアドレスを知りえること無しに、メールのやり取りを実現します。
※ 本ケースに於いて「C」は送信・返信のいずれの操作でもメールを返信できます。
また、SafetyAnswerからの転送メールでは、メール本文のテキスト中に記載されている送信者アドレス「A」は匿名アドレス「X」へ、そして返信メールでは、返信者アドレス「C」は公開アドレス「B」へ、それぞれ書き換えられます。(但しメール本文の解析が正しく成された場合のみ)